四千の島々その3〜チャンパサック県の旅5
えらいこっちゃ。
気が付けば1か月たってしまいました。
博論を出版することになったので、
その編集作業で忙殺されていました。
只今中国ですが、ひとまず
チャンパサックの旅を終わらせることにします。
えーと、早朝の漁でしたね。
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チャンさんのゲストハウスに泊まった翌日朝6時半。
薄暗い中舟に乗って漁にでかけました。
船は家から離れたリーピーの滝の向こう側。
船にはエンジンが積んであって、
船は水を切って進んでいきます。
そのうち日が昇ってきて、すばらしい光景が目の前に広がってきました。
ただ、「漁に行く」のだと思っていたら、
あちらこちらで漁に出ている人から魚を買っていました。
普通の漁師だと思っていたら、仲買人でもあったんですね。
ナマズとかいろいろ、
おおむね1匹ずつ買っていきます。
漁をしてる人も、釣り糸を垂らしている人はおらず、
もっぱら網や仕掛けを仕掛けておいて、
早朝に様子を見に来ている模様。
(お兄さんから買ったナマズ)
もちろん、チャンさんもいくつか網を仕掛けていて
ところどころで仕掛けを見ていきます。
浮きはそのへんのペットボトルだったりと手作り感満載。
私は漁には疎いのでアレですが、ほほーと見るばかり。
「これらの魚はパクセーに行くんだ」
と言っていたのですが、途中で川辺の村へ。
そこで運んできた魚を売っていました。
うーん、これ、なにやってるんだろう…。
謎は深まるばかり。
魚の流通経路を調べたら面白いんじゃないかな…などと思いながら
どこまで突っ込んだらいいものか分からない私はただ眺めるばかり。
それにしても、この村のすぐそこはカンボジア。
陸上からは行けなさそう。
メコン河はここの人にとって道だったのか。
船に慣れていない私みたいな人にとって川は境界線ですが
そこに住んでいる人にとっては、川は中心であるようです。
その後、約束通りメコンカワイルカを見に行くこともできました。
ただ、すっっっっごく遠くでぽかっと浮かぶのが見えるだけなので
もし見に行きたい人は、双眼鏡が必要かも。
(写真を載せても点にしか見えません)
かくして漁師暮らしを見せてもらい、
ナッカサンまで船で送ってもらってチャンさんとはおわかれ。
お世話になりました!
…と、チャンパサックの旅のハイライトは終わったので
このラオスの旅はひとまず終わり。
気が付けば日本からすでに旅立ち、
ただいま私は中国は貴州省を2年半ぶりに訪れております。
今夜はこれから昆明行きの夜行列車に乗り、
明日にはふたたびヴィエンチャンに着く予定。
次はちょっぴり、中国再訪の旅を書いてみようと思います。