ルアンパバーン3日目〜象ツアー

すっかり更新しそびれているうちに
もう次のラオス滞在がとっくに始まっているのですが、
ルアンパバーン3日目を上げてから次に行こうとおもいまして、
いまさらながら昨年12月のルアンパバーン滞在3日目。
記憶も薄らいでいるので手短に。

迷いに迷って、
前回クアンシーの滝に行ったのと同じ旅行会社で
象ツアーに申し込みました。
夕方に飛行機に乗る予定だったので最短コース「象に乗るだけ」へ。
(ほかに「象の水浴び見学」「さらに滝見物」コースがありました)

だって象ですよ、象。
象キャンプ行ったらこんなのが
もしゃもしゃバナナの茎とか食べてるんですよ?

滝に引き続きほかの欧米人ツアー客に混じって
(ほんとルアンパバーンは欧米人が多い)
象に乗ってみました。
えっちらおっちら道を行きます。

象ばかりではありません。
森では巨大クモがお出迎え。
みんな「oh, spider!」とか言いながら写真撮ってました。

そして川をちょっとスリリングな感じで乗り越え、
写真撮影スポットへ。
いやー、観光客のツボを押さえたよくできたコースでした。
さすが観光客で食ってるだけのことはあります。
しかも、象使いさんが下りて、
(たぶんデジカメの使い方も習ったんでしょうね)
象使いの座ってるポジションに座らせてパチリ。
さらに象に座ってると取れないアングルからパチリ。


何も言ってないのに象の目を撮るとか
もうアンタよくわかってるねえ!という感じ。

私も負けじと座ってる象の頭をパチリ。
象の皮膚ってものすごく分厚くて、チクチクしております。

さらになんと!そのまま像を歩かせちゃうサービスまで!
よく訓練されているからできるサービス。
いや、正直象の頭に座って歩くというのはなかなか楽しかったです。

最後は乗せてくれた象にお礼のバナナ。

いやはや、よかった。象ツアー。
ちなみに象使いさんはなんとまだ1年目、
象は象祭りで有名なサイニャブリーから連れてきたんだそうな。
それから象についてのあれこれ展示してある部屋で象について学習し
(こういうツアーではもう定番ですね)
バンに乗ってルアンパバーンの町中へ。
ルアンパバーンではちょうど映画祭をしていたのですが
インターミッション的な感じで、
ラオス伝統音楽の合奏をゆるゆるとやっておりました。
わざわざチャンパーサックから招いたんだそうですが…。

演奏に熱が入ってきたところでなぜか散会。
よくわからん…。

そんな感じで3日間、ルアンパバーン満喫いたしました。
小さい町で、のんびり過ごすもよし、観光地をまわるもよし。
とっても満足してヴィエンチャンに帰りましたとさ。

ルアンパバーン2日目〜クアンシーの滝

案の定というか想像以上というか、
日本に帰ってきたら忙しすぎてブログ更新できませんね…。
もう12月も下旬ですがブログの中ではまだ12月4日です。

さて、午前中のお寺巡りを終えてカフェでお昼ご飯。
これで600円ぐらい…だったはず。
ルアンパバーンの中心地って、完全に観光客料金ですね…。

ともあれカフェでまったりして、2時からバスでクアンシーの滝へ!
地球の歩き方にも載っている名所です。
成り行き上運転手さんの隣の席へ。
せっかくなので運転手さんの遍歴や生活事情について
あれこれ聞いてしまいました。
ああ、調査じゃないときは調査っぽいことしてる私(笑)
でもまあ、こうして「俺、ラオ語けっこう話せるやん!」と
自信を持たせるためにも必要なんでございます。

そんなこんなで車を走らせること1時間ほどで
クアンシーの滝に到着。
立派な門が建ってました。

クアンシーの滝の手前にはなんと
ツキノワグマ保全センター的なものが!

密猟者から保護したものやらがここで飼われているそうです。
てかここツキノワグマいたのか。
オリの中で遊んでいるのを見る分には、かわいくていいもんです。
現実に森の中で遭遇したらたぶんすごく怖いけど。

そこからさらに進むと、クアンシーの滝…の下の方にでました。
水が青い!

よく見たら鍾乳石みたいなのもできてます。
石灰岩質!石灰岩質!
(なぜかテンションあがる)

そして、ここに来るときに「水着があるといいよ」と
言われていたのですが、その正体がこれ。

一部は泳げるようになっていて(ちゃんと着替えブースもある)
こうしてひゃっほーいと飛び込む欧米人がうじゃうじゃ。
水着美女もいたりいなかったり。
あー、気持ちよさそう…と思いつつ、
私は水着持ってなかったのでさっさと先へ。
そしてついに、クアンシーの滝到着!!
でかい!高い!きれい!

……って、写真だとスケール感がなかなか伝わらないんですよね。
うーん困った、と思っていたら
おもむろに滝の前でポーズをとる女性が現れました。
これ幸いとぱしゃり。

これで伝わったでしょうか?
ちなみにここは普通に足場があって、
ここまで行けるようになってます。
日本だったらむしろ柵がありそうなところですが。

おお、滝っていいなあ…とぼーっとして、
ふと橋を渡ると、「こちら滝の上の道」と書かれた小道が。
これは…きつそうだが行ってみよう。
道があるから行ってみようと登ってみました。
開始5分で後悔(笑)
だって、普通の山道なんだもん。
私は普通の靴なんだもん。

けっこう急な道を久々に20分ほど登山して、
当然滝の上は川で、全体的に湿地なので靴まで脱いで
たどり着いた先がこれ。

……しょぼい……。

教訓。滝の上はあんまり楽しくないので
険しい道を登らなくていいです。はい。
しかも無駄にヒルに噛まれたし。
これぞ骨折り損のくたびれもうけ〜。

でも、全体的に楽しかったからいいや。
滝の上に登らなければ、とってもおすすめですよ!

ルアンパバーン2日目〜お寺巡り

さて二日目。
この日はまだ夜も明けない朝の5時に起きて托鉢見物。
「そこらへんで托鉢してる」というのですが、意外といない。
よくずらーっと並ぶ托鉢待ちのおばちゃんと
托鉢受けるお坊さんの列の写真があるのですが
そんなにたくさんはいなくて、
せいぜい「あちらにぽつっ、こちらにぽつっ」ぐらい。
見に来てる観光客の方が多かったです。
そりゃあ誰もわざわざ見世物になりに行く人はいないわな。
私は一応一言断りを入れて、写真を撮影(撮るんかいとは思う)。

それから宿の近くのお寺を見物して、いったん二度寝

元気になったところで、午前中はふたたび自転車を借りて
気になるお寺コンプリートの旅へ。
まずむかったのはタートルアン。
そう、ルアンパバーンにもタートルアンがあるんです。
ヴィエンチャンとは違い、「タートルアン寺」に塔が立っています。
ただ古びていて金箔が剥げていて、
ちょっとタートダムをほうふつとさせるずっしりした感じ。
でも新年のお祭りのときは盛大にお祭りされるんだそうな。

つぎに向かったのはワット・マノーロム。
立派な本堂を拝見し、中の仏像を拝んでいたら
扉から若いお坊さんが。

なんと学校で日本語を勉強中なんだとか。
先生はラオス人だそうですが、そんなところあるんですねえ。
(…と思って調べてみたらほかのブログでも。知る人ぞ知る?)
2人とお話ししたのですが、2人とも18歳前後。
15歳ぐらいからお寺に入っていたんだそうです。
おおこれが青春の坊主ライフ(違

お坊さんたちと別れ、さらに自転車を飛ばして最後の目的地、
ワット・ビスンナラートへ。
こちらはお椀型の変な仏塔があることで有名です。

元々は宝石が埋め込まれていたんだとか。
この仏塔の反対側に本堂があるのですが(入場料2万キープ)
その中はちょっとした仏像博物館みたいになっていて
解説付きでここに安置されている仏像がならんでいました。
たとえばこれはクメール式の、雨乞いポーズ仏像なんだそうな。
なぜか指を外側に曲げてにんまりしてます。

こちらはラオスでよく見る仏像で、
「なにこの待てポーズ」と思っていたら
ほんとに「争いをやめよポーズ」なんだそうな。


こんな感じで午前は終了。
午後は風光明媚と評判のクアンシーの滝へ。
でもちょっと長くなったので、また次の記事で。

ルアンパバーン1日目

12月3日。
帰国まで1週間を切りまして、
ビザが手に入るまで少し間があることがわかったので
ルアンパバーンに行くことにしました。
あまり時間がないのでリッチに飛行機で!
飛行機に乗るのは2か月ぶり。
バスだと8時間が飛行機だとなんと30分ちょっと。
飛行機の中で転寝して気が付いたらそこはルアンパバーンでした。

衝撃。驚愕。感動。


5万キープでバンに乗り、
ゲストハウスまで送ってもらいました。
案の定街中にはゲストハウスだらけで、
agodaで予約したちょっと町はずれは失敗だったかと
思わなくもありません。
ま、全く知らない街をさまよう羽目になるリスクに比べれば
微々たるものですが。

あまりに飛行機の移動が一瞬でほとんど体力を消耗しなかったので
(というか寝たぶん回復した)
さっそく自転車を借りて(2万キープ)街中へ!

なにはともあれ腹ごしらえ。
ラオスの日本語フリーペーパーTaste of Laosにある地図を片手に
ルアンパバーン名物カオソーイ。
ちょっと辛い味付けきしめん
なかなかおいしかった。
15000キープ。

おなかを満たしたところでいざ観光。
ふらふらと自転車で川沿いを走りながら、
向かったのはワット・シェントーン。
ラオスで最も美しいと称えられるお寺。
まずは本堂。

壁面の装飾もきんぴかで大変立派です。

実はほかにも美しい建物などが盛りだくさん。
確かにすばらしいお寺でした。

道々ほかのお寺をちら見しつつ、向かったのは国立博物館
もともとフランスの支配下だったルアンパバーン王国の宮殿です。
建物は質素ですが、中は王国時代の調度品がたくさんで
なかなかよかったです。

とくに興味深かったのは、中国から寄贈されたという
宋史などの歴史書があったことなど。
この時代でも各国とそれなりのつながりがあったのか…と思いきや
なにげによく見ると革命後に中国やベトナムから贈られた旗なんかあって
時代がばらばら。
注意して見ないといろいろ勘違いしそうです。

最後はルアンパバーンを一望する丘プーシーに登り、
夕日を眺めておしまい。

…と思って丘を降りたら、なにやらテントが道に林立。
夜市だ!

というわけでせっかくなので一通り見て回り、
夜はちょっとリッチなところでルアンパバーン名物「オ・ラーム」。
肉と野菜の煮込み料理。
ラオステイストないいお味でした。
お米もルアンパバーン名物黒もち米だったし。

というわけで初日からルアンパバーン、満喫いたしました。

初日からルアンパバーン

タートルアン祭り!

なぜか最近通信速度が遅くて更新できませんでした。
日本ではあまり実感できないのは技術力の高さゆえか。

というわけで11月28日、タートルアン祭り行ってきました!
連日1人で行くのもなんだったので、
8時開始と言われる花火をめざし、
ひとまず近くの佐古商店で腹ごしらえ。
ギョーザにお好み焼き、お寿司にビアラオ。
ギョーザのうまさに感動。
感動しすぎて写真撮るの忘れてました。
あーあ。
お好み焼きは見ためはチヂミでしたが
ちゃんと家で作るお好み焼きの味でした。
そしてでかかった。

そして7時半、そろそろ出かけなくちゃと外に出たら…

ぽつ……ぽつ……

ぱらぱら……ぱらぱら……

とまさかの雨が。
いや、たしかにここ数日夜降ってましたけど、当日直撃とは。
もうとっくに乾期なのに。
ひええええ。

大粒の雨がわりと降りしきるなか、どうにかタートルアンへ。
手ぶらで来たのでけっこうびしょ濡れ。
よりによって傘持ってないときに!

そして遠くで花火が!
しょぼい!しょぼいよ!
ひょろひょろと上がっては「ぽしょん」と消える。
写真を撮る暇もなく終わってしまいました。
雨だったからなのか、はたまたそもそもがっかりスポットなのか。
うーむ…。

それでも気を取り直してお参りへ。
ろうそく持ってタートルアンの中を三周回ると願いがかなうんだそうで。
ちなみに中に入るには男性は長いズボン、
女性はラオスの民族衣装であるシン(スカート)を
履かなくてはいけません。
私はOKだったのですわ中へ。

壁の中は人、人、人。

写真を撮りながら回る人もいれば真剣に祈る人も。
思う願いはひとそれぞれ。

三周回って外に出たときには雨が止んでいました。
花火ピンポイントで降ってたのかー!

外に出て、記念撮影した後タートルアン撮影。

ついでに広場をぐるりとまわり
(子どもダンサーから道化からヘビ使いまでおりました)

今度はトゥクトゥクに乗って帰宅。

この先一年、タートルアンのご利益がありますように。

タートルアン祭り前夜祭的な

オークパンサーが終わった次の満月、11月28日はタートルアン祭り。
年に一度タートルアンにそれこそラオス中から人が集まる
一大イベントです。


オークパンサーの時もそうでしたが、
タートルアン祭りもフライング気味にお祭りが始まっているとのことで
宿からタートルアンは遠いのですが見に行ってきました。
歩いていくつもりが、なぜか道でばったりウッタラーさんにお会いし、
途中からバイクに載せてもらうという僥倖を得てタートルアンへ。

着いた感想。
うるさい!(笑)

オークパンサーと同じく、ビアラオとナムコーンビールが
それぞれ隣り合わせでミュージックステージを出していたので
しばしある種の特等席で鑑賞。
会場のカメラが実は2台しかないことを確認。

お約束?なぞの着ぐるみもおりました。


うーんこれ、なんだろう…レッドブル的ななにか…?
知らないなあ…。

今回はお祭り会場がフェンスで仕切られていて
持ち物検査の学生たちが三重の防衛陣を張っていました。
でも腰回りを外から軽く触るだけなので何ほどの意味があるのかは不明。
中に入って奥に進むと、燦然と輝くタートルアンが!

タートルアン祭り中はタートルアンの壁のなかに入れるのですが
なぜか遠慮して入りませんでした。
たぶん明日入りにいくかな…?

写真撮りそびれましたが、
タートルアンの手前にある巨大な広場(普段はなにもない)には
これでもかというほど店が立ち並んでいました。
ほとんど服屋。
他に売るもんないんかいというほど服屋。
そこでちょっと必要だったので安物財布を買い、
妙に高かったミーワイワイを食べ


(これで4万キープとかありえん)

小一時間かけて歩いて帰りました。

ちゃんと途中でパトゥーサイも撮影。
ライトアップされるとまた一味違いますなあ。

そしてさすがに手ぶらだったとはいえ小一時間歩いて疲れたので
しめは初のパフェ。
スヴェンセン。
なかなか美味でございました。

あ、歩いてるときは「ちょっとしたダイエットやな!」とか
思ってたのにカロリー…。

お祭りin ヴィエンチャン

先週11月17日。
お好み焼き売ってるんで来てください!」との呼び声に誘われて
何も知らずにメコン川に向かってふらふら歩いていくと
なんとお祭りをやってました。
第2回コミックパーティーin Vientiane !!!
http://www.la.emb-japan.go.jp/content_study_in_japan_n_culture_exchange/doraemon_e.html

なんと日本大使館主催でコスプレ大会をしてしまおうという
無茶ぶり企画であります。
外務省がんばってます。
なんと日本のマスコミ(というかたぶんフリーの人)も
取材来てたらしいです。
私は夜に行ったのでわかりませんでしたが。
http://rocketnews24.com/2012/11/21/268855/

この記事読んで初めてワンパンマン知ったけどなにこれ面白い(笑)
http://galaxyheavyblow.web.fc2.com/index.html

というわけで、コスプレイヤーについては
もうこの記事のほうがよく紹介されているのですが
(あの女の子、しずかちゃんコスプレだったのか…)

夜のステージ、カリスマコスプレイヤーさんたちの活躍で
それなりに盛り上がっておりました。

(踊るせくしーおねえさん。タイのカリスマだったのか)

周りには日本関係の団体がお店を出しておりました。
私が呼ばれたのはIV-Japanという、
ヴィエンチャン職業訓練校を開いているNGOです。
これがそのお好み焼き。

なぜかちょっともっちり。でもソースもついて満足。
微妙に関西成分補充!

ほかにも日本に留学していたラオス人の方々の団体が
タイ焼きとコロッケ焼いてました。
うまかった!
(写真撮るの忘れました)

最後にドラえもんの着ぐるみを確認して

ふらふらと外へ。
すると向こうからなんだか楊琴の音が聞こえてくるではありませんか。
近くにはたしか華人たちが立てたお堂が。
あそこでなにかやってるのか!?
と入ってみるとやっておりました。
京劇…みたいなもの。

演奏は上手そでに楊琴1人。
下手そでには打楽器担当1人。
京劇にしては小さすぎるような…?
台詞も京劇っぽくない。むしろタイ語かも。
よく見ると舞台上の対聯はタイ語だし。
(なんて書いてあるのかは知りませんが)
タイには華人がたくさんいるので、
タイから来た劇団だったのかもしれません。
なんかお祭りシーズンだったのか。
こうしてヴィエンチャン華人も自分たちの祭りをしてたんですね。
外国人のお祭り二様。