忙しい日々ひと段落?

調査者がつかまらないまま終わるんじゃないかと思われた
ムアンエット2日目の昼でしたが、
なんとその夜にムアンエットからバイクで10分の村にいる
歌い手さんを紹介してもらえることになり
帰りのバスの都合で早朝7時(こっちでは普通の「朝」らしい)に
急きょ会いに行くことに。
川を渡って尋ねに行きました。

渡し船

無事調査を承諾していただき、
大急ぎで市場で朝食を買いこんで
バスに飛び乗ったのが午前8時半。
なんとも慌ただしくも幸運のうちに
ムアンエット最終日を終えることができました。
帰り道では病気も治ってさわやかに

道端の家を撮ってみたり

稲刈りされるのを待つ田んぼを撮ってみたり。

運転手さんともちょっと仲良くなった気がします。

やっぱり、移動は元気な時にするのが一番ですね。

サムヌアに到着してトゥクトゥクに乗ったところで
偶然運転手さんが近くの歌い手さんの村に
友達がいるということがわかり、
「朝早くから稲刈り行ってるだろうから今行った方が良いよ」
といわれてそそくさと歌い手さんのおうちに行くことになりました。
行ってみたらなんと、セミプロ。
ケーンラオスの笙。歌掛けに欠かせない楽器)も達人。
なんかフランスの研究機関かなんかも取材に来たらしく
「あなたをケーンの達人に認めます」的なよくわからん
県からの賞状まで持ってました。
一応、調査も承諾してもらえて、
なんと1日に調査先を2人も確保!
前日のどんよりが嘘のようにラッキーな一日でした。

ま、大事な筆箱を完全に紛失してしまって
(おそらくムアンエット行きのバス内で盗まれた)
運としては差引ゼロだったのかもしれませんが…。

これでおおむね調査先確保の旅はおしまい。
疲れたあ。