ミーワイワイ

(これを書いた時は「カオワイワイ」だと思っていたのですが
 あとでもう一回頼んだら「ミーワイワイ」でした。
 つつしんで訂正し文面をちょっとだけ変えました)

日々人はご飯を食べるものでございます。
よってネタも日々たまるわけですが、
単なる食べ物ブログにすまいと思って食べ物ネタは控えめに
しております。
でも、あまりに人気が高いので今日はやっぱり食べ物ネタ(笑)
ほんと、日本人って食べ物好きよねえ…。
(ちなみに、私はそこまで深くテンションが上がるほどの興味はない)

先日不動産屋を探して三千里した帰り、
ふらりと立ち寄ったローカル食堂で、
前から気になっていた「ミーワイワイ」を頼みました。

「カオピャック」といえばラオスのうどん。
大変美味。
とりわけ、ラオプラザホテルのすぐそばにある
この店のカオピャックは絶品。

(看板には「カフェ」とありますが以前ここにはカフェがあったのであろう)

これがそのカオピャック。
自分で魚醤とかラー油とか入れて味をととのえます。

口に入れればつるんと入り、うまみ広がるダシの味。
うまい。
そして頼んですぐ出てくる。
13,000キープ、つまり130円。


で、ミーワイワイ。
名前からすると、「ワイワイ」は「はやい」という意味。
…ん?それってもしかして即席麺のこと?

と思っていたら出てきたのがこれ。

やっぱり!これインスタント麺や!
ミーワイワイとはつまり、具とか汁はそのままカオピャックで
麺だけインスタントというモノだったのか!
ええ、ちゃんとおいしかったですよ。かなり。
麺のゆで加減は堅めでしたが(笑)
そういや下宿時代はインスタントラーメンに適当に具を足して
食べてたなあ…とかしんみり思い出したり。
(今でも時々やります)

ちなみに私のやっている文化人類学は世界の辺境について
やたらくわしくなる学問なのですが、
そこいら情報によるとフィジーとかパプアニューギニアとか、
オセアニアあたりではインスタントラーメンが高級食材で
「今日は大切なお客さんだから!」とか
「今日はふんぱつしてやったぜ!」とかいう意味で、
満面のどや顔でチキンラーメンが出てくるんだとか。
そのがっかり感とそれを顔に出せない辛さはハンパないんだそうです。

幸いラオスではそんなこともなく、カオピャックと同じ庶民的価格。
ラオスに来たら一度お試しあれ。
ミーワイワイでした。