タート・ダム

タート・ダム。
ヴィエンチャン首都のどまんなか、アメリカ大使館のすぐ横にある仏塔。
いつ建てられたのかもはっきりしない、謎の塔。
14世紀だとか、16世紀だとか、まあだいたいそれくらいに建造され、
ラオスではあまり時系列で歴史を認識する習慣がなかったので
 いろいろと年代や順番がよくわからないことが多いんだとか)
シャム王朝が攻めてきたときにここに住む
7つの頭を持つナーガが町を守ったとかなんとか、
謎の伝説に包まれた塔。

現在でも、たまにお供えしている人はいるようですが、
基本的に草むしたまま放置され、程よく朽ちている塔。

私はなんだかしらないけどヴィエンチャンにある建造物の中で
このタートダムが一番好きです。
最初に見たときから、正直かなり好きです。


(2月に初めてタートダムに来た時の写真)

ちょうど宿からタラート・サオに向かう間にあるので
まいど授業に行くたびに前を通ります。
観光案内にも名所としてはあまり載っていないし
実際観光化されていなくてなんか無造作に立っている塔なのですが
この古色蒼然としたのがいい。
あー、いつまでもこんな感じで建っててくれるといいなあ。