遥かなるボラベン〜チャンパサック県の旅1

ボラベン高原、パクソン。
だいたい標高1200mに位置する高原です。
ヴィエンチャンから行くには、
まず夜の8時半に出る(ことになっている)バスで
11時間かけてパクセーに行き、

(夜行バス)

(本来2人1ベッドなのですが、幸い今回相席はいませんでした)

朝7時のダオフアン市場でちょっと腹ごしらえをして

ついでに市場を見て回り

(なんか土が売ってる…?)

(唐辛子はこんな感じでてんこ盛りです)

2時間待ってピックアップトラックに乗り換え、

ピックアップトラック。要するにトゥクトゥクのトラック版)

道行きとともにどんどん下がる気温にびびりながらも
ひた走ること2時間、11時前にパクソンに到着です。
(おおなんと、到着したときに写真を撮るのを忘れたぞ)

そう、めっちゃ寒いのです。
パクセーはヴィエンチャンとそんなに気温は変わらなくて
「ん?ちょっと暑さが和らいだぞ?」くらいだったのですが
もうパクソンははっきりと寒い。
ヴィエンチャンは30度そこそこで半袖半パンなのですが、
パクソンはシャツと長袖を着ないと凍えました。
たぶん、朝晩は軽く20度下回ってると思います。
ちなみに聞くところによると12月には5度くらいまで
気温が下がるんだそうな。
帰りに乗ったピックアップトラックのおばちゃんは
「パクソンに暑い季節なんてない!寒いだけ!」と言っておりました。

そりゃあ、パクセーから見るとこの高さだもんなあ…。


(シーパンドンから帰ってきて日本橋を見に行った時に撮った写真)

この、雲に隠れているあたりがたぶんボラベン高原。
googlemapによるとこれの向こう側がパクソンらしいです。

写真にあるようにずーっと雨が降っていて(雨季だからですけど)
しかも涼しい。
それがコーヒー栽培に最適なのだそうで
ダオフアンというラオスを代表するコーヒー大企業も
ここのコーヒーで大きくなった会社、みたいです。
コーヒーは換金作物であり、
自給自足的生活が中心のラオス農村部では珍しく
このあたりの農村はコーヒー栽培の収入(=現金)で生活しています。

本当はこの時間にはスタディツアーの皆さんはコーヒー村に出発していて、
私はパクソンでのんびりする予定だったのですが、
時間が押していて丁度私が着いたタイミングで
ツアーにお出かけだったので
さっそく同行させていただきました。
結果的に、この日(8日)と次の日(9日)では
行った村の様子とかも違っていたので、2日間参加できて何よりでした。

長くなったので、村訪問はまた次回。