サムヌア到着

突然ですが、
私は本来ヴィエンチャンでおいしいコーヒーをすすりながら
オサレビジネスマンよろしく日がな一日パソコンに向かうために
ラオスにいるわけではありません。

ホアパン県で「カップ」と呼ばれる歌掛けの調査をするために
来ているのです!!!!

(あえて強調)

えー、今年の2月末に初めてラオスに来てからいつの間にやら
9か月もたっているのですが、まだ行政上の手続き中です。
(手続きについてはまた後日まとめる予定)
ただともあれどうにか調査許可はそろったので
2週間ちょっとの予定でサムヌア(ホアパン県の県庁所在地)に
行くことになりました。
今回は公式に行く第1回目なので
私の受け入れ先である文化研究所の、
手工芸部門ディレクターという
とてもえらいウッタラーさんという
おばさま(まさにおばさま)になぜかついてきてもらっております。
いちおうお目付け役なのですが、
私のラオス語レベルはまだ大変低いので
ものすごく助けていだたいております。

というわけでサムヌアはどこかというと、こんな感じ。

(Aがヴィエンチャン、Bがサムヌア)

Google先生によると走行距離631㎞、9時間半ほどで着くらしいですが
道が大変うねってるしそもそも高速道路じゃないので
前回サムヌアからヴィエンチャンに帰ってくるときは
22時間かかりました。
ぞぞお。

ところが。
今回は昨日午後2時発のバスに乗って、
着いたのは今朝の7時!
なんと15時間!
どおりでえらいぶっとばしてると思った。

(到着して荷物を降ろすスタッフ)

(籠の中からコケコッコーとか一番鶏が鳴いておりました)

で、思ったよりずっと早く着いたので
とりあえず前回泊まっていたホテルに行ったら
なんと「1か月も前から予約を入れている」客がいて一杯だったので
隣のホテルへ。
こちらもWiFiが使える。すばらしい。
こんな田舎なのに。
ちなみに、ここはハノイに抜けるルート上なので
地味に白人バックパッカーと思しき人もいました。
さすが…。

ともあれホテルに落ち着いて、
まず必要な行政手続きをしにうろうろ歩き回り、
なんだかんだと(ほとんどウッタラーさんが)やり、
余った時間で市場を見てきました。
隣に新しい建物が出来ていましたが
市場は相変わらず。

ひろーい。

りすー。

手工芸の専門家なだけあって、
ぬかりなく竹細工をチェックするウッタラーさん。

ウッタラーさんにはほんとに助けてもらいっぱなしで
私にはない積極さでいろんな方に調査対象となりそうな
歌掛けの名手を探していただいております。
どうにか明日から、お世話になっていいという方が見つかるよう
とりあえず今夜はよく寝ます。
明日も一日がんばるぞ!